【知らないと損】採用ページ求人応募が来ないページの特徴解説

採用ページを作ったのに求人応募が来ない。

Web制作費用損してませんか!?

今日は採用ページの運用改善(採用コンサル)をしている私が、よく見かける応募率を下げてしまう採用ページの特徴を解説します。

目次

応募率(成約率)を重視した採用ページが必要

採用ページを作成するにあたって大切な考え方として「応募率(成約率)」があります。

応募数公式

求人応募数=露出回数×成約率

応募を増やすためには多くの人にみてもらう施策応募してみたいと思ってもらう施策両軸が必要になります。

今回は「応募してみたいと思ってもらう」を邪魔する要素を紹介しますので、自社の採用ページが同じ状態になっていないか気をつけてみてください。

露出回数を増やす施策は後ほど紹介していますのでご覧ください。

採用ページ制作のメリット

採用ページを導入するメリット
  • 採用コスト削減
  • ミスマッチ減少
  • 離職率低下
  • 応募者の質を上げる
  • 志望度や応募数を増やせる
  • 選べる求職者数が増える

採用ページにお金をかけるのはちょっと…という方のための紹介しておくと、質の高い採用ページ制作はかかっても50万円程度です。

採用コストの面で採用リスティングを使用したと過程すると、転職サイトに使う広告費が大幅に削減できたり、雇用までの期間に失注したりする機会損失を防げたりとコスト面で大きくメリットがあります。

また、求職者が働くイメージを強化したり、期待値をコントロールすることで応募数や応募者の質があがるので、無駄な採用面接の時間を削減できるなどもメリットになります。

実際に採用リスティングから採用ページへ採用方法を変更したクライアント様は、年間で370万円の求人広告費を削減されました。

採用ページ制作のデメリット

さきほど紹介したように採用ページ制作のデメリットは、採用ページ制作の初期コストが必要なことです。

作れば良いというものでもなく、品質を担保できる採用ページ制作を依頼できる制作会社の見極めも必要になってきます。

採用マーケティングの考えを取り入れよう

採用マーケティングとは採用においてマーケティングの知識を活用し、採用を強化することです。

具体的には3C分析・4C分析・SWOT分析・4P分析などを使って自社の魅力を分析し、言語化したりします。

分かりやすく言うと自社を商品に見立て、どんな魅力があってどんなターゲット層にウケるのか、需要があるのかを考え伝える戦略のことです。

採用マーケティングについては別記事で解説しますので詳しく知りたい方は公開までお待ち下さい。

応募率を下げる採用ページの具体的チェック項目9選

大前提としてお話しておきますが、企業ブランディングや応募者を厳選するために、今から紹介する採用ページの形式をとっている企業もあるので一概にNGというわけではありません。

ですが「求人応募がなくて困っている」「人手不足で失注している」のであれば、そのこだわりは一度置いておいて採用ページの改修を検討してみてください。

ファーストビューで興味を持たせられない採用ページ

採用ページで一番最初に見られる画面がファーストビューです。

多くの方が誤解していますが、採用ページは最後までしっかり読むだろうという考え方は間違いです。

ネット検索するユーザーはそのサイトに滞在するかを3秒以内に判断します。

つまりこの判断ポイントであるファーストビューで当たり前の事を書いていては離脱率が上がってしまいます。

ファーストビューでは、ターゲットに興味関心がありそうな内容の訴求が必要になります。

例:「お子さんの急な発熱にも柔軟に対応、安心して働ける環境の職場です」

例:「入社1年目で年収600も夢じゃない!?ホワイト過ぎる職場はこちらです」

ファーストビューが「採用募集ページ」などのタイトルが大きくスペースを取っている採用ページは特にもったいないですね。

デザインだけの採用ページ

LPやセールスライティングなどの運用知識が無いWeb制作会社が作ったページによく見かけます。

デザインは読ませる為の一要素ですが、応募したいというところまで人の感情を動かす為には、デザインだけでは足りません。

具体的には構成作成やキャッチコピー作成、ライティング技術が必要になります。

カッコいいけど何をやってるのかイマイチ分からない会社だった。という印象にならないように気をつけましょう。

表現が時代に合っていない採用ページ

「アットホームな職場」=うちは家族経営だから休みも一緒にゴルフ、社長絶対

「40代〜50代が活躍しています」=若い人がすぐ辞めちゃう職場です。

「やる気を重視します」=やる気さえあれば長時間残業も休日出勤もできるよね?

こんなキャッチフレーズを使っていたら要注意です。

現代の若者にはこんな風に認識されているといったフレーズは日々更新していってます。

数年前だったらOKだったことも今はNGなんてこともよくあるので、毎年見直す必要がありますね。

説明文が長く要点をまとめられない採用ページ

これもよく見る採用ページの例ですが、文章が長すぎる採用ページは読まれません。

現代人は活字離れが進み、インターネット検索の発展とともに欲しい情報をすぐに探せることになれています。

つまり、脳死した状態でも大切な情報に目が止まるような構成や書き方が必要になります。

要約力や文字装飾、図解、画像、動画埋め込み、などを使い簡潔でわかりやすい文章で構成する必要があります。

ライティング技術が無い採用ページ

Webライティングの基本的な考え方に【3つのNOT】があります。

3つのNOT
  • 読まない
  • 信じない
  • 行動しない

採用ページを見に来たのに読んでないってどういうこと?と思うかも知れません。

基本的にWebページは読書とは違い、重要ではないと判断した場所は「読み飛ばし」をします。

ここまでの皆さんの行動を思い返して頂ければ分かりやすいです。

この記事のこの部分まで一言一句読み飛ばさずに5分くらい時間をかけてしっかり読まれましたか?

答えはNOだと思います。

また、採用ページに記載されている情報も「どうせ良いように表現するに決まっている」と真に受けない「信じない」のNOTも発生します。

最後の壁「行動しない」をクリアさせないと応募には繋がりません。

セールスライターやコピーライターという職業があるように、人に行動させる文章を作れる専門家がいます。このライターの技量次第で成果も大きく変わります。

説明不足で伝わらない採用ページ

説明が足りてないというのは、求職者が疑問に思った事を解決できないままの状態で終わる採用ページのことです。

疑問に思ったら問い合わせしてくるでしょ?と思うかもしれませんが、ほとんど問い合わせには繋がりません。

「詳細を載せられない事情があるのか?」「求職者の目線に立てないってことは、入職しても相手の気持ちが分からない人の下で働くことになるんじゃないか」

そんなイメージのまま離脱します。

詳細に記載すると文章が長くなってしまう場合などに活用したいのが「よくある質問」などを設置して想定される質問に回答しておくことです。

宗教観や政治色の多い採用ページ

私の以前の職場がそうでしたが、神社に安全祈願に行く様子や選挙ポスターが写っていました。

出勤したら神棚に手を合わせたり、特定の政党に投票することを勧められたりする会社でした。

宗教観や政治感の近い人のみ募集したい場合を除いて、あえて載せるメリットは無いと思います。

これは採用ページ以外でも会社概要やブログなどでも見られるので注意が必要です。

また、〇〇法人会(コミュニティ)の活動に積極的に参加しているなどの情報も「自分も参加を強要されるんじゃないか」という不安につながるケースも多いようです。

社員紹介で暗い顔の先輩が掲載される採用ページ

採用ページに社員紹介や先輩の声などで、社員インタビューに映る先輩の画像が真顔なことがあります。

画像による購買率のテストでも真顔よりも笑顔、特に赤ちゃんの笑顔が購買率を大きく上げるという実験もあります。

必ず笑顔で楽しい職場をアピールできる画像を使いましょう。

笑えない職場環境イメージが伝わらないよう気をつけましょう。

業務外での活動をアピールする採用ページ

応募が来なくてこまっている企業に多い採用ページに業務外での活動内容の掲載が多いケースが多々あります。

ほとんどの求職者が「仕事以外にも付き合いで時間使わなきゃいけないのかよ」と思っています。

家族や友人、趣味に時間を使いたい求職者からは嫌煙されます。

この価値観が許容されていたのは高収入であったり、終身雇用が普通な時代背景があったから通用していたものです。

現代のように終身雇用制度は崩壊し、会社寿命も短くなり、副業が必要な時代には合っていない考え方です。

クラブ活動、ボランティア活動、社員旅行、懇親会も含めます。
活動自体があると参加しないことへの評価などに影響があることは明白なので、あまり良いイメージを持たない人も多いです。

読了率や離脱率を意識していない採用ページ

採用ページは作って終わりではなく必ず「運用と改善」が必要になります。

その時に必要なのが、どれくらいの人が最下部まで見ているのか、どの地点で離脱しているのか、応募率(成約率)などの指標を把握する必要があります。

知っておきたいページの指標
  • 読了率(スクロール率)
  • ページ滞在時間
  • 離脱率
  • 成約率(訪れた人の応募に繋がった割合)

指標はMicrosoft Clarityで計測することができますが、分析はコンサルに任せたほうが確実です。

応募の集まる採用ページを作るには?

応募が集まる採用ページを作るためには具体的にどうしていくのが良いのかをメリット・デメリットを交えて紹介していきます。

採用マーケティングを学ぶ

経営者や採用担当者が採用マーケティングについて学ぶことです。

採用だけにかかわらずマーケティングを学ぶことは集客などにも役立つため、メリットも多いです。

ただ、学習には時間もかかるため長期的な目線で捉えることが必要です。

採用ページの運用改善経験のある制作会社に依頼する

採用ページばかり作っている、継続してページの改修に携わっていて、応募率などの計測も行っているという制作会社を見つけられれば強いです。

ただ、採用ページ制作はクライアントの満足を加味しながら進めるので、採用ページ制作を謳っているものの求職者ウケしないページを量産している制作会社も多いので注意が必要です。

採用コンサルに依頼する

弊社「ヒトクル広島」を含め、採用コンサルを行っている会社であればコンサルから制作まで一貫したオペレーションが可能です。

今ある採用ページの改修コンサルももちろん可能、採用ページの構成案のみの作成も可能です。

付き合いのあるWeb制作会社に頼みたい場合でも、構成案だけの提案で承ることが可能です。

 

\ 採用ページの改善コンサルならヒトクル広島 /

採用ページへの流入を増やす方法

多くの方が採用ページは作ったら勝手に見られると考えがちですが、企業ブランディングなどで知名度がある企業を除いて、ほとんどの企業の採用ページは見られません。

そこで、どうやって見られる採用ページにするのかの手法を一部紹介します。

SNSなどの活用

SNSなどで話題性のある内容を発信し、何をしている会社なのかに興味をもってもらう企業ブランディングを行います。

「会社で就業時間中にBBQしてみた」や「上司に〇〇してみた」などは人気で、楽しく働ける会社イメージもつきやすく概要欄やストーリーなどで採用ページへの誘導も楽になります。

メリットとしては楽しみながらお金をかけなくても始められる点で、デメリットとしては企業イメージが定着することにハードルを感じる場合に踏み出しにくい点です。

現場でアイディアは出るが、上層部からの承認が下りないなど企業体質によるところも大きいと思われます。

プレスリリースで拡散する

プレスリリースは報道関係者向けに自社を取材してほしいとアピールするものです。

会社自体の取り組みが世間に対して目新しく、役に立つものであればマスコミなどでも特集されるのでテレビCMや新聞掲載の効果も狙えることもあります。

PRTIMESなどの掲載は1本3万円から始められるので、自信がある企業は採用情報をPRしてみるのもおすすめです。

採用リスティングで露出を増やす

採用ページへの流入を増やす手法で一番確実性が高いのが採用リスティング広告での流入を増やすことです。

詳しくは別記事で紹介しています。

簡単に説明すると「広島 美容師 求人」などをGoogle検索したユーザーにのみに表示し、自社の広告をクリックされれば採用ページに連れてくる仕組みの広告です。

もちろん、女性のみに配信、スマホのみに配信、30代のみ配信などのターゲティングが可能なため、ミスマッチを最小限に減らすことができる手法です。

求人サイトでの掲載費用に比べ、クリック型課金なので費用が抑えられるのも特徴です。

採用ページ制作なら「ヒトクル広島」

最後までご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介した採用ページ改善ノウハウは様々なテクニックのほんの一部に過ぎません。

採用課題は景気や求人サイトに任せていても解決しません。
掲載するだけの求人サイトに企業の未来を任せず、採用に困らない企業体制を一緒に構築しましょう。

ヒトクル広島では採用ページの改修コンサルや新規採用ページの制作も承っております。

すべて丸投げで採用ページ作成から採用リスティング運用までお任せも可能ですので、是非一度ご相談ください。

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